2008年10月

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ななこ塗と紋紗塗のお猪口を追加いたしました。
いづれも職人が丹精こめて作り上げた一品です。
ななこ塗は地色のオレンジに黒の種を蒔き、高台には螺鈿を施してある洒落た一品で、
紋紗塗は様々な色漆で縦縞模様を描いた純和風な品です。
これらでお酒を飲まれればより一層お酒をおいしく感じれると思います。
是非こちらから御覧下さい。

 

日々の暮らしの中で使用する食器は漆塗のものを使われてはどうでしょうか。
漆は昔から抗菌作用があると言われてきました。
ですので、昔の食器はほとんどが漆器でした。
又、酸やアルカリにも強く、汚れても水でさっと洗って拭けばきれいになります。
合成塗料ではありえない、使えば使うほど色合いに深みが増して美しくなるのは、
津軽塗に限らず漆器の大きな特徴でもあります。
人から人へ、親から子供へ。たくさんの人たちが漆器の良さを理解し、好きになってもらって、共に過ごしてほしいと思います。

写真は職人の松山継道さんの紋紗塗で、木の葉模様のお椀です。
一際重厚さが漂い、渋みがあります。